こもれび

40代で2児の母。体調記録。その他雑記。

【第15話】実母は難聴です《サンド伊達さんのニュースをみて》

こんにちわ!

本日の東京ではコロナの感染者が100人以上だったということです。

ジワジワとまた感染が広がってきております。

我が家は東京に近い県に住んでいるので、東京の感染は他人事ではありません。

うちの近くの中学校やショッピングモールでも感染が出たそうです。

すぐ近くにコロナがいると思うと、やはり警戒を怠ってはいけません。

うがいに手洗い、マスクは外出時必ずしております。

そんな中、昨日あるニュースを見ました。

そのニュースがこちら

 

「聴覚障害者の方にも笑っていただけるように」 サンド伊達、ライブDVDに字幕表示する優しさが感動の嵐呼ぶ

引用:Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/f52795a22c6e049588b91cdac00d880c174d14c7

 

これを読んで聴覚障がい者を母に持つわたしはいたく感動しました。

あるマスクを紹介しています。

今回は難聴の母について語りたいです。

実母は難聴です《サンド伊達さんのニュースをみて》

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実母は突発性難聴で聴力を失いました

むかしむかしある日のこと、わたしの実家は町の電気屋を営んでおりました。

お店を営むということは、わたしには想像もつかない苦労があるのです。

いまわたしが考えても、変な場所にお店はありました。

商店街にあるならまだしも、近所の人しか知らないような場所で開業したのです。

駐車場もありません。お店のスペースも小さいし。潰れるのは目に見えていました。

そこで多額の借金をこさえた我が父!

家族で夜逃げすることにしたのです。

そんなお店のすったもんだと、子育てのダブルパンチで、は心労が重なり「突発性難聴」を患うのです。

母が30代のときでしょうか?

残念ながら病院に行ったときはもう手遅れ!

母は聴覚障がい者となったのでした。

母の苦労

難聴になったといっても、完全に聞こえないということではないようです。

ヘレンケラー(小学館版 学習まんが人物館 ヘレン・ケラー)のように生まれながらの障がいではないので、かすかに聞こえる程度には聞く力はあります。

特に悪口はよく聞こえるようです 笑

難聴になった母ですが、その後生活のためにパートの仕事を始めます。

父は店を畳んだあとタクシー運転手に転身。

幼いわたしと弟は転校先の学校に通いはじめます。

母はいま75歳になりますが、今も現役で働いています。

母の仕事は立ちっぱなしの流れ作業です。大勢のパート仲間がいます。

昭和世代の大勢の女性。

ある意味弱肉強食の世界。

耳が聞こえない母はよくいじめにあうのです。「何を言っても聞こえないから」ということで堂々本人の前で「差別用語」を言われたこともあります。

しかし悪口はよく聞こえる母。

家に帰ってよく泣いてわたしに愚痴ってきました。

それでも生活のため、翌日も頑張って出勤するのです。

そんな職場辞めたらいい!と当時は思いましたが、耳の聞こえない母の転職は普通の人より厳しいことは今ならはっきりわかります。

難聴の母を持つ苦労

母の実家は東北の田舎です。

よく子供のわたしに「東北の兄に電話かけてくれない?」とお願いしてきました。

この頼み事が一番嫌でした。

田舎から毎年お米を贈ってもらっていたので、そのお礼の電話をしなければならないのです。

父がやってくれればいいんですが、父は東北の義兄が苦手で電話してくれないのです。

わたしも田舎には1回しか行ったことがないし、そこで育ったわけじゃないので、

東北の方言がさっぱりわからなくて嫌だったのです。

普通のことを言ってるのかもしれませんが、子供だったわたしには怒られてるように聞こえます。

会話のキャッチボールができないため、これを頼まれると憂うつになりました。

 

そして普段の母との会話。

母はパートの仕事で疲れてましたし、お店の借金もあったので生活はとても苦しく、子供心にも母は精神的にも余裕がないみたいと見て取れました。

だからわたしは学校の悩みも言えませんでしたし、いじめにあったときも、外国人にストーカーみたいなことをされたときも、相談できませんでした。

母の負担になると思ったからです。

悩みを紙に書かなければ伝わらないのも嫌でした。

自分の母親にかしこまって相談するというのは恥ずかしいものです。

 

聴覚障がいを持ってる、持ってないに限らないのですが、

子供には「悩みがないか」じっくり聞いてあげる時間が必要だと思います。

あのとききっかけがあれば、わたしも「実は困ってて」と言えたかもしれません。

聞いてくれなかった母を恨んでる気持ちもなくはないのです。

 

母とは女同士ということもあり、よくケンカをしました。

わたしが話したことを耳が聞こえない故、悪くとってしまい勘違いして怒るのです。

口元や表情で相手がなにを言ってるか判断している母は、

わたしが顔をしかめたくらいで、「わたしに文句を言っている」と勘違いしてしまうのです。

(本当に悪口言うときもありますが(;^ω^))

理不尽に怒ったあとは無視を決め込むので、「そんなこと言ってないんだけど」と言い訳も聞いてくれません。

この勘違いはよくあって、家族全員その勘違いの被害にあってました。

 

 

わたしの後悔

会話が成り立たない母との生活は大変でした。

しかし大人になって思うことが。

「なんで手話や速記を覚えようとしなかったんだろう」

そのときのわたしも父も弟も自分のことを考えるだけで精一杯。

母の苦労など目に留まりませんでした。

もっと母を理解して寄り添わないといけなかった。

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料理や掃除など、お手伝いもしませんでした。

母から「お手伝いして」「料理を教える」なんて言われなかったし。

でもいい歳になったら、自分から言わないとダメなのです!

いまはとても後悔しています。

聴覚障がい者を取り巻く環境について

ある時からテレビに字幕表示機能がつきました。

多くの番組でテロップがでるので、母はテレビを楽しめるようになったのです。

(今まではなんとなく付けていただけだった)

サンドイッチマンのDVDも字幕付きで見れるそうです。

母はいま韓国ドラマにハマっています。

昔に比べたら、だいぶ聴覚障がい者に優しくなったと思います。

サンド伊達さんと我が娘はんちゃんの優しさに感動

今は新型コロナの猛威のせいで、世界各国マスクを着用することが当たり前の世の中となりました。

マスクをつけると、口元や表情が見えなくなるので、母を含め聴覚障がい者の人にとってはコミュニケーションがとれず、とても困った状況です。

相手が何を言っているのかわからないのですから。

今回サンド伊達さんが紹介した「口元が見えるマスク」

こういうの考えてくれる人がいることにも感謝ですが、紹介してくれた伊達さんにも感謝です。

このマスク。

ちょっとデザイン的に改良の余地ありですが!

会話の相手につけてほしいのでね。あえて厳しい意見を言わせていただきます。

 

健常者にはわからない聴覚障がい者の苦労を、伊達さんのような有名人が発してくれるのは、とても嬉しいです。

ありがとう伊達さん!

 今は母と離れてくらしておりますが、つい最近コロナの自粛が解けたので会いに行きました。

母にとって孫である、わたしの娘《はんちゃん》は、

耳が聞こえないおばあちゃんのために、手紙を書いてくれました。

「〇〇〇おばあちゃんは、これならわかるもんね」

いつも母のところに行くときはメモ帳を持参してくれます。

優しい娘でうれしいです。

コロナで大変な世の中ですが、困っている人にも手を差し伸べられる優しい世の中でありますように。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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